自然に囲まれた小高い丘の上にある十勝カルメル修道院。
ここではカルメル会のシスター達が祈りの生活をしています。
正式名を「カルメル山の聖なるおとめマリアの修道会」と呼ばれる カルメル修道会に属し、1990年11月14日、日本で8番目の修道院として、北海道伊達市にある修道院から、ここ幕別町の日新に創立されました。
カルメル会とよばれるのは、パレスチナのカルメル山がその発祥の地であるからです。(13世紀) カルメル会は、1562年スペインのイエズスの聖テレジアにより、現在あるような形に刷新され、スペインのアヴィラに、祈りに専念するいっそう厳格な修道院が創立されました。その会は跣足カルメル会と呼ばれ、次第に発展し、世界各地に設立されていきました。
ここに住むシスターたちは祈りと生活の糧としての労働を行いながら、自分の一生を神に捧げているのです。